「泣けよ」

たった一言、そう言われた。

本当に少しの言葉の中に

君の大きな想いがこめられているんだね。

冷えたからだが、急激に熱くなって

抑えきれない波が、生ぬるい液体となって

一気に溢れだした。

あたしを見てても、君は何も言わなかったけど

見つめる君の視線を、すんなり心にしみこむ想いを

ずっと感じていた。

今日のあたしを、ずっと見てたって。

あの瞬間を、だれより鮮明に。

みんなが去って、あたしの強がりも去って

こうして耐えていた1人のあたしを

ただ1人、君が見つけたことで

多分あたし、いつに無く素直になった。

そばにいてくれる、

ひしひしと感じる、

そのぬくもりを、忘れないから。

「泣けよ」にこもった君の想いに、

ねぇ、自惚れちゃってもいいかな。

いつの間にか泣きまねに変わったナミダを

君はまだ気付かずに

そっとあたしの肩を抱いた。



▽泣きたいけど泣けない意地っ張りの性格だったら
 人一倍誰かの優しさに敏感になって、
 案外ものすごく身にしみるってさ。

 あっ、けどこの文どこから出てきたんだろ?
 どこで影響されたかなぁ?
 書き上げたあと、なんかめちゃ恥ずかしいんですが・・・。
 ワタシの知人さんよぉ、見ても何も言うなよ!

2005.9.4 津々はうら
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