芥川龍之介作品概説トップ


ちくま文庫所収の作品のあらすじを掲載している。
データの見方は以下をご参照頂きたい。
現在はちくま文庫1巻のデータ作成まで完了している。

総合一覧表


作 品 一 覧 表
あ行(あ〜お)
か行(か〜こ)
さ行(さ〜そ)
た行(た〜と)
な行(な〜の)
は行(は〜ほ)
ま行(ま〜も)
や行(や・ゆ・よ)
ら行(ら〜ろ)
わ行(わ)
アルファベット


各作品項への行き方(例:「羅生門」)



@一覧表から「羅生門」の頭文字「ら」が含まれる「ら〜ろ」をクリック。

Aラ行作品一覧表の「羅生門」をクリック。

B「羅生門」の項へ飛ぶので、そこを読む。


各作品項の見方(例:「鼻」)



 (1巻63〜73頁)
――人間の心には互いに矛盾した二つの感情がある。

禅智内供の鼻は有名なもので、五六寸の長さがある。内供は五〇歳になる今日まで、この鼻に悩まされてきた。しかし、その様子を外に漏らしたりはしない。自分が鼻のことを気にしていることを知られるのは嫌だった。ある時の秋、弟子が鼻を短くする方法を教わってきた。そこで内供は弟子がその方法を自分に試すように勧めてくるよう誘導して、その方法を試してみた。すると鼻は見事に短くなった。内供は満足した、しかし彼の周りの人々は何故か彼の顔を見ると笑うようになった。彼はその理由を考えてみて、傍観者の利己主義(困難から抜け出た人間をもう一度困難に遭わせてみたい)を見出す。そしてひょんなことから元に戻った自分の長い鼻に、もう笑う者はいないだろう・・・と満足する。
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